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5巻収録話 元ネタ・宗教用語



第31話  ベツレヘム(イエス)  イエスが生まれた地。  ストゥーパ(ブッダ)  仏塔を意味する英語。  同じ意味でパゴダがあるが、パゴダはアジア風を意味することが多く、  逆にストゥーパはインド風の仏塔を意味する。  仏塔とは、今回の話にもあるように卒塔婆のこと。  ストゥーパはもともと、ブッダが入滅したのちの遺骨の塚で、  釈迦を祀って、涅槃の地に立てられたのが最初。  そののち仏教が広まると同時に、  各地に立てられるようになったが、  そのうち遺骨がたりなくなり、宝石、経文、高僧の遺骨などが祀られている。  ブッダの遺骨自体は細かく砕けられ、  ブッダが入滅してから200年後、8万余の寺院に配布され祀られたとされる。  アナンダ  ブッダの弟子。出生には諸説ある。  一般的なものでは、ブッダが悟りをひらいたときにうまれた  いとこで30歳年下の弟子と言うもの。  アナンダとディーバダッタ  ブッダに象をけしかけたなどと言われるディーバダッタも  もともとは釈迦の弟子であり、いとこ。  アナンダの兄という説が一般的。
1.人里離れた森林に住し、村邑に入れば罪となす。
2.乞食(托鉢)をして、家人から招待されて家に入れば罪となす。
3.ボロボロの糞掃衣(ふんぞうえ)を着て、俗人の着物を着れば罪となす。
4.樹下に座して瞑想すべきで、屋内に入れば罪となす。
5.魚肉、乳酪、塩を食さず。もし食したら罪となす。
 という五事の戒律が受け入れられず、新しい教団を分裂して作ろうとした。
破和合僧(はわごうそう)、釈迦教団を出て分派活動を行った。
出仏身血(すいぶつしんけつ)、山頂から大石を落として釈迦仏の足の指から出血させた。
殺阿羅漢(さつあらかん)、釈迦仏を殺さんとしていた所を蓮華色比丘尼にとがめられ、彼女を鉄拳で殺した。
 という三逆罪を犯したことで、無間地獄に落ちたとされるが、  教団を分った以外は事実ではないという説もあり、  大罪を犯したという事実は仏教学者からは疑問視されている。  三逆罪を犯した後、自身の爪に毒を塗り釈迦を殺そうとし、地中からの炎の暴風に巻き込まれる。  この瞬間悔いて「南無仏」と言おうとしたが焼き尽くされ、  阿鼻地獄へと堕ちていったとも言われている。  五体投地   五体投地とは、仏教における最上の礼拝。   五体(両手、両膝、額)を地になげうち、 仏や高僧を礼拝する。  お盆のナスとキュウリ、イースターの卵  お盆の期間は故人の霊の乗り物として  ナスやキュウリで動物を作り用意する習慣がある。  イースターはイエスの復活を祝うお祭り。  卵の殻にカラフルな色をぬって、  部屋などに隠し、子供たちに捜させるなどの遊びがある。  イースターエッグとよばれる。  もともとはイエスが復活したことを鳥の孵化にたとえたものだった。  呪われた顔面  アナンダは美男子で、女難をよく被っていた。  ブッダが在世のうちに悟ることが出来なかったのは  女難が多かったためだとも言われている。  ブッダはアナンダに  服を広めにとって露出を減らすように言っていた。  螺髪をスルー  元ネタ募集中  ニルヴァーナ  涅槃のこと。悟り。煩悩を吹き消した状態。または如来の死。  リリーフランキー  「東京タワー おかんとボクとときどきオトン」  孝行したいときに国はなし  ブッダはもともと釈迦族の王子。  ブッダの晩年に、釈迦族は隣国コーサラ国に滅ぼされてしまう。  アナンダも震えているのは、  アナンダもブッダのいとこであり釈迦族の王子であるため。

第31話  アノーマー川(ブッダ)  カンタカによって出家を決意したブッダは、  カンタカに乗り、従者チャンナとともにアノーマー川まで行くと、  そこで身に着けていたものをすべてとり、従者にわたし、  ブッダはぼろをまとって、カンタカとチャンナに別れを告げ、  出家修行者となった。  らくだ in 針の穴(イエス)  イエスは弟子たちを見回して言われた。  「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」  弟子たちはこの言葉を聞いて驚いた。イエスは更に言葉を続けられた。  「子たちよ、神の国に入るのは、なんと難しいことか。   金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」  (マルコ10章)  マタイ・ルカにも同様の記述があります。  カンタカ  ブッダは出家に際し迷っていたが、  愛馬カンタカの蹄の音が出家を促しているようであり、  ブッダはついに決心し、カンタカにまたがり出家した。  サイのツノ  ブッダの教えのひとつ。  「犀の角のようにただ独り歩め」  仲間を求めることなく一人だけで修行をするように、という教え。  ゴルゴダの坂もスイスイ  イエスは自分が磔にされる十字架を背負い、  磔にされるためにゴルゴダの坂を登らされた。    聖痕、指、トマス  十二弟子の中でトマスだけがイエスが復活したことを目にできなかった。  そのため「主の傷痕に指を差し入れるまで復活を信じない」と復活を否定したが、  その8日後、トマスの前にイエスは現れ、  トマスは傷痕に指を入れた。  知らないって三回、にわとり  イエスが磔にされた後の話です。  (マタイの福音書26章)  ペトロは外にいて中庭に座っていた。そこへ一人の女中が近寄って来て、  「あなたもガリラヤのイエスと一緒にいた」と言った。  ペトロは皆の前でそれを打ち消して、  「何のことを言っているのか、わたしには分からない」と言った。  ペトロが門の方に行くと、ほかの女中が彼に目を留め、  居合わせた人々に、「この人はナザレのイエスと一緒にいました」と言った。  そこで、ペトロは再び、「そんな人は知らない」と誓って打ち消した。  しばらくして、そこにいた人々が近寄って来てペトロに言った。  「確かに、お前もあの連中の仲間だ。言葉遣いでそれが分かる。」  そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、  「そんな人は知らない」と誓い始めた。するとすぐ、鶏が鳴いた。  ペトロは、「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と  言われたイエスの言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。    迷子になったイエス  (ルカの福音書2章より)  さて、イエスの両親は、過越の祭りには毎年エルサレムに行った。  イエスが十二歳になられたときも、両親は祭りの慣習に従って都へ上り、  祭りの期間を過ごしてから、帰路についたが、  少年イエスはエルサレムにとどまっておられた。  両親はそれに気づかなかった。  イエスが一行の中にいるものと思って、一日の道のりを行った。  それから、親族や知人の中を捜し回ったが、  見つからなかったので、イエスを捜しながら、エルサレムまで引き返した。  そしてようやく三日の後に、イエスが宮で教師たちの真中にすわって、  話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。  聞いていた人々はみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。  両親は彼を見て驚き、母は言った。  「まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです。見なさい。   父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。」  するとイエスは両親に言われた。  「どうしてわたしをお捜しになったのですか。  わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか。」  しかし両親には、イエスの話されたことばの意味がわからなかった。

第32話  明けの明星(イエス)  ルシファーとは、キリスト教が発祥する前から、  明けの明星を指す言葉として使われていた。  今ではルシファーは明けの明星を神格化したものだとされているが、  この言葉は旧約聖書にも新約聖書にも使われてはいない。  つまり悪魔や堕天使にはまったく無縁なものだった。  ちなみに明けの明星とは明け方に見える金星のこと。  金星は明け方と夕方にしか見ることができない。  チャンナ(ブッダ)  ブッダが出家する以前に従えていた召使。  出家する際にもアノーマー川までついていき、  自分にお供をさせてくれるよう懇願した。    洗礼者ヨハネ「下着を2枚持っているものは持たないものにわけてやりなさい」
そこで群衆は、「では、わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。ヨハネは、「下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。食べ物を持っている者も同じようにせよ」と答えた。(ルカによる福音書 3章10-11)
 ベロニカTシャツ  2巻12話に初出。  ベロニカのヴェールに基づく。  ベロニカはゴルゴタの丘を十字架を背負い歩くイエスを憐れみ、  汗を拭くように自らのヴェールをさしだした。 (ゴルゴタの丘とは、キリストが十字架に磔にされる地)  キリストはその申し出を受けて汗を拭き、彼女にヴェールを返した。  するとヴェールにはキリストの顔が浮かび上がるという奇蹟がおきた。  ルシファー  ルシフェル。英語ではルシファー。 (堕天してルシフェルという名からエルを失いルシファーになった、  というのは日本人の誤解だそうです。)  ルシフェルは、スペイン語やポルトガル語での呼び方。  もともとは全天使の長だったが、アダムとイブに仕えることに反発し、  神と敵対したと言われている。  (他に能力、地位、神からの寵愛すべてを手に入れていたため、   神に成り代わろうとして堕天したという説もある)  ちなみにミカエルとルシフェルが双子の兄弟だとする話は有名だが  聖書などで記述されていることではなく、根拠はかなりあいまいである。  ちなみにミカエルはサタンを退治しており、そのサタンがルシフェルだとする説もある。  マーラ  マーラは釈迦が悟りを開くときに瞑想を邪魔した魔神。  マーラはさまざまな欲望で釈迦を誘惑しようとしたが、  しかし釈迦は静かに瞑想を続け、悟りを開いた。  ラッパの音  3巻16話に初出。  7つのラッパ。ヨハネの黙示録8章より。  ヨハネの黙示録では、著者が自らをヨハネと名乗り、終末についてみた幻を記している。  小羊が解く7つの封印のうち、  最後のものが解かれるとき七のラッパ吹き(天使)が現れるとされる。  第一のラッパ。地の3分の1を焼き払う。  第二のラッパ。海の3分の1を減らす。  第三のラッパ。川の3分の1を毒にする。  第四のラッパ。昼の時間を3分の1に。  第五のラッパ。奈落の王アバドンが現れ人を苦しめさせる。  第六のラッパ。4人の御遣いを解放して人間の3分の1を殺させる。  第七のラッパ。神の支配をつげ、キリスト教徒でない人間を殺すために雷、大地震、大粒のひょうを降らす。  ちなみに黙示録の解釈にはさまざまある。(預言書、文学etc)  無礼界 地獄の何層目  仏教において六道の最下層。  地獄の最下層には無間地獄があり、  その上に大焦熱、焦熱、大叫喚、叫喚、衆合、黒縄、等活という  7つの地獄がなを成しているとされる。  これらを総称して八大地獄と予備、その門外には小さな4つの小地獄がある。  光あればいいのに  旧約聖書の創世記において、世界は一週間で作られたとされています。  1日目 原始の海の表面に混沌とした暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。  2日目 神は空(天)を作った。  3日目 神は大地を作り、海が生まれ、植物が出来た。  4日目 神は太陽と月と星を作った。  5日目 神は魚と鳥を作った。  6日目 神は獣と家畜と、神に似せた人を作った。  7日目 神は休んだ。
初めに、神は天地を創造された。 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。 神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、 光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。 (創世記1章)
 天界大戦争  ヨハネの黙示録に書かれたミカエル対赤い竜(サタンの化身)における、  赤い竜がルシファーだとする説も一応はありますが、  はっきりとした聖書に基づく詳細が見つけられませんでした。  ご存知の方はメールをお願いいたします。  カインとアベル  アダムとイブが失楽園したあとに生まれた兄弟。  カインが兄。はじめて殺人を犯した人間であるとされる。  神がカインとアベルの供物のうち、アベルのものだけを喜んだことに嫉妬し、  アベルを殺した。  そしてアベルの場所を神に尋ねられたとき、うそをついたとされる。  これは人間が最初についたうそとされている。  カインは追放され、耕作で物を収穫することができないようにされ、  人がカインを殺すことができないように刻印もした。
ある時期になって、カインは、地の作物から主へのささげ物を持って来たが、アベルもまた彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を留められた。だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行なっていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」しかし、カインは弟アベルに話しかけた。「野に行こうではないか。」そして、ふたりが野にいたとき、カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。主はカインに、「あなたの弟アベルは、どこにいるのか。」と問われた。カインは答えた。「知りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか。」そこで、仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。聞け。あなたの弟の血が、その土地からわたしに叫んでいる。今や、あなたはその土地にのろわれている。その土地は口を開いてあなたの手から、あなたの弟の血を受けた。それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じない。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。」カインは主に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。」主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。(創世記4章)
 ディーバダッダもおにいちゃん  3巻22話で初出。  提婆達多。もともとは釈迦の弟子であり、いとこ。阿南(アナンダ)の兄という説が一般的。
1.人里離れた森林に住し、村邑に入れば罪となす。
2.乞食(托鉢)をして、家人から招待されて家に入れば罪となす。
3.ボロボロの糞掃衣(ふんぞうえ)を着て、俗人の着物を着れば罪となす。
4.樹下に座して瞑想すべきで、屋内に入れば罪となす。
5.魚肉、乳酪、塩を食さず。もし食したら罪となす。
 という五事の戒律が受け入れられず、新しい教団を分裂して作ろうとした。
破和合僧(はわごうそう)、釈迦教団を出て分派活動を行った。
出仏身血(すいぶつしんけつ)、山頂から大石を落として釈迦仏の足の指から出血させた。
殺阿羅漢(さつあらかん)、釈迦仏を殺さんとしていた所を蓮華色比丘尼にとがめられ、彼女を鉄拳で殺した。
 という三逆罪を犯したことで、無間地獄に落ちたとされるが、  教団を分った以外は事実ではないという説もあり、  大罪を犯したという事実は仏教学者からは疑問視されている。  三逆罪を犯した後、自身の爪に毒を塗り釈迦を殺そうとし、地中からの炎の暴風に巻き込まれる。  この瞬間悔いて「南無仏」と言おうとしたが焼き尽くされ、  阿鼻地獄へと堕ちていったとも言われている。

第33話  受胎告知  処女マリアに天使ガブリエルがイエスを身ごもることを伝えた。
六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」 (ルカによる福音書 1章)
 門松の尖り  とがっているのは福を捕らえるためではない。   ピンポン五体投地  ピンポンダッシュのもじり。  五体投地とは、仏教における最上の礼拝。  五体(両手、両膝、額)を地になげうち、  仏や高僧を礼拝する。  舎利弗  サーリープッタのこと。  ラーフラのトイレ  3巻17話に初出。  釈迦の子であることから特別扱いとならないよう、トイレで寝ていたという話や、  ラーフラが過ちを犯したときに釈迦がトイレで眠らせたという話など、諸説ある。  
(ラーフラがまだ戒をうけていないとき、戒をうけたものと普通の信者で別々に寝るよう釈迦が決めたため、ラーフラは釈迦と別々で寝なければならず、また、世話をしてくれる比丘もいないためどうしたらいいかわからず、トイレで寝たという話がある。翌朝事情を聞いた釈迦は戒をうけていないものでも勝手がわかるまで比丘の部屋にいてもよく、三日目までに部屋を探せるよう比丘に世話をしてもらってもよいと規則を変えた。)
 四面六臂  顔が4つ手が6本、という意味。

第34話  一切皆苦(ブッダ)    「いっさいは苦なり」  ここでいう苦とは苦しみだけではなく、不安定、不満や虚無なども意味する。  四法印のひとつ。  もともと、仏教の教えを3つの考えが特徴付けていたが、  そこに一切皆苦印を加えて、  四法印とした。  INRI(イエス)  ラテン語 IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM  の頭文字。  磔刑の際の罪状で、  十字架の上にかけられた。  「ユダヤの王、ナザレのイエス」という意味。  ルシファー  ルシフェル。英語ではルシファー。 (堕天してルシフェルという名からエルを失いルシファーになった、  というのは日本人の誤解だそうです。)  ルシフェルは、スペイン語やポルトガル語での呼び方。  もともとは全天使の長だったが、アダムとイブに仕えることに反発し、  神と敵対したと言われている。  (他に能力、地位、神からの寵愛すべてを手に入れていたため、   神に成り代わろうとして堕天したという説もある)  ちなみにミカエルとルシフェルが双子の兄弟だとする話は有名だが  聖書などで記述されていることではなく、根拠はかなりあいまいである。  ちなみにミカエルはサタンを退治しており、そのサタンがルシフェルだとする説もある。  デビルフィッシュ配線  デビルフィッシュとはタコ。  つまりタコ配線。  デビルとルシファーをかけている。  イマジン  ジョンレノンの「イマジン」……かもしれない。  地上に火を投ずる
わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。」 (ルカ12章49-)
 ここでの火は、一般に「裁きの火」「清めの火」と考えられているそうです。  また、ルカの3章では預言者ヨハネが  イエスは人々に「聖霊と火で洗礼をさずける」と言っています。      ミカエルのラッパ  7つのラッパ。ヨハネの黙示録8章より。  ヨハネの黙示録では、著者が自らをヨハネと名乗り、終末についてみた幻を記している。  小羊が解く7つの封印のうち、  最後のものが解かれるとき七のラッパ吹き(天使)が現れるとされる。  第一のラッパ。地の3分の1を焼き払う。  第二のラッパ。海の3分の1を減らす。  第三のラッパ。川の3分の1を毒にする。  第四のラッパ。昼の時間を3分の1に。  第五のラッパ。奈落の王アバドンが現れ人を苦しめさせる。  第六のラッパ。4人の御遣いを解放して人間の3分の1を殺させる。  第七のラッパ。神の支配をつげ、キリスト教徒でない人間を殺すために雷、大地震、大粒のひょうを降らす。  ちなみに黙示録の解釈にはさまざまある。(預言書、文学etc)  隠れキリシタン  江戸時代に禁止されていたキリスト教信者を発見するために、  踏み絵が用いられた。  イエスキリストや聖母マリアが描かれたものを踏ませることで  その人が信者であるかを調べていた。  それらから逃げるため、当時の信者は、  マリア像を観音菩薩に模したりと、  さまざまな隠蔽策を行った。  苦行  ブッダは6年苦行を続けたが、苦行のみでは悟りをえられないと理解し、  苦行により生死の境にあった体を清めるために、なんとか川にたどりつき沐浴を行った。  スジャータはそのとき沐浴をしていたブッダに乳がゆを供養し命を救ったという娘。  その後ブッタは心身を回復させ、悟りをえた。  ジャンヌダルクの火刑  ジャンヌダルク。フランスの英雄。  大天使ミカエルの声を聞き、フランスのために戦ったが、  複雑な政治情勢などにまきこまれ、  異端として処刑される。  世界の終わりで、人々は裁かれると信じられているが(最後の審判)、  キリスト教では、イエスが死者をよみがえらせ、  永遠の命を与えるものと、地獄へ落ちるものに分けるとされている。  そのため当時は土葬が常識で、  灰になり、遺体が残らない火刑は、  最後の審判で生き返ることができないと言うことを意味し、  精神的にももっとも苛烈な刑罰だった。  しかしジャンヌダルクは、点火されるまでは泣いていたものの、  火がつくとすべてをゆだね、無反応になった。  また、ジャンヌが高温と酸欠で窒息死したのち、  一度火は遠ざけられ、裸体を群集にさらされるという屈辱も受けた。  そして燃やされたのち、灰は土に決して返さないという意味で、  川に流されてしまった。  焔肩仏なう  大焔肩仏とも言う。大いなる炎の塊を持つ者。  焔肩とは、炎の塊、という意味。  「○○なう」はtwitterネタ。

第35話  (魚の絵)×153(イエス)  イエスが磔刑され、  ペトロがイエスとともにいるのではなく漁師の生活に戻ろうとしていたときの話。  ペトロはイエスだとわかると、最初に挨拶をしようと湖に飛び込みます。
イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。 ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて、舟で戻って来た。陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。 さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。 イエスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。 シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。
 ちなみに、153という数字は  1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13+14+15+16+17  で、7は完全数、10は地上的な数字と考えられているため、  その7と10が合わさった17による153という数字は意味がある、とも考えられます。  ジャータカ(ブッタ)  前世の物語。仏教の言葉。ジャータカ物語。  イースター、イエスの復活  イエスキリストの復活。イエスは肉体ごと復活した。
安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、イエスに油を塗りに行くために香料を買った。そして、週の初めの日の朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話し合っていた。ところが、目を上げて見ると、石は既にわきへ転がしてあった。石は非常に大きかったのである。墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。若者は言った。「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。イエスは週の初めの日の朝早く、復活して、まずマグダラのマリアに御自身を現された。このマリアは、以前イエスに七つの悪霊を追い出していただいた婦人である。マリアは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいるところへ行って、このことを知らせた。しかし彼らは、イエスが生きておられること、そしてマリアがそのイエスを見たことを聞いても、信じなかった。(マルコによる福音書16章)
 イースターは復活をお祝いするお祭り。  卵の殻にカラフルな色をぬって、  部屋などに隠し、子供たちに捜させるなどの遊びがある。  4コマを探す姿はまさにそのもの。  イースターエッグとよばれる。  もともとはイエスが復活したことを鳥の孵化にたとえたものだった。  オチの卵が孵化した姿は、ある意味イエスの復活の象徴なのかもしれない。  それを決定付けるかのように、生まれた鳥は手塚治虫の「火の鳥」に似ている。  (火の鳥は不死身の鳥)  輪廻転生  この世に生まれ変わること。  王様の目玉  ブッダが尸毘王だったころ、大変慈悲深い王様で、  あちこちに布施所をつくって、布施をしていた。  しかし尸毘王は、自分は物質的にはなんでも布施をしていたが、  まだわが身を犠牲にした布施をしていないと考え、  だれかが自分の肉や目や血などを必要とするなら布施をしようと決め  布施所に向かった。  帝釈天はこの決断をためすために、盲目のバラモン僧となり、  布施所を訪れ、片目がほしいと尸毘王に言うと、  片目をバラモン僧に与えた。  その様子を残りのもう片方の目で見ていた尸毘王は、  自分のこの布施を心から喜び、もう片方の目も与えてしまった。  そののち盲目になった尸毘王は政治を大臣に任せ出家をした。  そして帝釈天によって目を与えられた。  南伝の説話。      火に飛び込むうさぎ  行き倒れの旅人を助けようとしたウサギや狸や猿。  しかしうさぎはできることがなかったため  「わたしを食べてください」と自ら火にとびこんだ。  (この姿が月の模様であるといわれている)    目の話が尸毘王の南伝であるが、北伝では鷹と鳩の話になる。  鷹から追われてきた鳩を助けるために、  尸毘王は鷹を説得しようとほかの食べ物を与えようとした。  しかし鷹は殺したての肉が欲しいといった。  そこで尸毘王は自分の肉を切って与えたが、  鷹は鳩とくらべて量が少ないといった。  尸毘王は自分から取れる肉をすべてとったが、  それでも足りず、筋を切ってしまったため、動くこともままならなくなったが、  重さを量るための秤に登った。  しかしそれでも王は後悔をせず、むしろ喜びに満ちていた。  実は鷹は帝釈天で、鳩は毘首羯磨天であり、  王の慈悲心を試すものだった。  鷹と鳩は王の体を元に戻してやると、歓喜して天に戻っていった。    マリアがイエスを庭番と間違えた。パンの食べ方。  マグダラのマリア。聖母マリアとは別人。  イエスの墓の外で  イエスのなきがらがどこにおいてあるのかわからず泣いていたマリアに、  復活したイエスが後ろから「なぜ泣いているのか」とたずねた。  ちゃんと顔を見なかったため、その声をマリアは庭番と間違え、  どこにイエスのなきがらがあるのか知っているなら教えて欲しいと言った。  「マリヤ」とイエスが呼びかけ、その声でマリアはイエスだと気付き、  振り向いた。    マグダラのマリアは、復活したイエスに最初に会った人間です。  パンについてはマリアに関しての元ネタが見つけられませんでした。  ただ、弟子がパンでイエスだと気付いた話はあります。  二人の弟子がイエスの復活後、  まだ復活を知らなかったため遺体がなくなっていたことを不思議がって話していると、  ある旅人が話しかけてきた。  その旅人は弟子に聖書の話などをしていた。  そしてのちに食卓で旅人がパンをちぎっているのを見て、  旅人がイエスだと気付いた。 (聖書の話をしていたときは気付かなかった、というところがポイントです) (また、パンはキリスト教にとって、イエスの肉であるという意味があり、  重要なモチーフでもあります。ぶどう酒はイエスの血とされています)  (ルカ24章)  魚の食べ方。トマス。  復活したイエスを亡霊だと思った弟子たちに、  まず手足を見せ、焼き魚を食べ、亡霊でないことを証明した。  (ルカ24章)  十二弟子の中でトマスだけがイエスが復活したことを目にできなかった。  そのため「主の傷痕に指を差し入れるまで復活を信じない」と復活を否定したが、  その8日後、トマスの前にイエスは現れ、  トマスは傷痕に指を入れた。  ペトロとアンデレ  ペトロはイエスに従った使徒たちのリーダー。  最初の弟子であり、  使徒のなかでも代表としてイエスに問いかけたりする中心的人物。  もとは漁師だった。  アンデレはペトロの弟  ちなみにダヴィンチの最後の晩餐では、  ペトロがナイフを持って 「裏切り者がいるなら殺してしまいましょう」といいたげな様子で  ユダの隣に座っている。  ヨハネ福音書ではイエスを捕らえようとする追っ手の耳を切り落としたりもしており、  なかなか血の気の多い人物として描かれている。  ペトロの宣教と殉教  イエスの昇天の後、  エルサレムで弟子たちのリーダーとして説教をしていた。  その後、エルサレムを離れ、各地をまわっている。  聖書ではなく外伝によれば、  ペトロはローマへ宣教し、ネロ帝によって十字架にかけられた。  ちなみにこの迫害から逃れようと、  ローマから脱出しようとしたペトロは  道でイエスに出会い、  イエスにどこに行くのですかと問うと、  「あなたが私の民を見捨てるのなら、   私はもう一度十字架にかけられるためにローマへ行く」  とイエスが答え、  それによってペトロは悟り、覚悟をもってローマに戻ったとされる。  弟のアンデレも、伝承では処刑されたとされている。  頭に炎  聖霊降臨。  「炎のような舌」とは聖霊を意味し、人の上に現れるとされる。  (使徒言行録2章)  イエスが復活し、昇天してから、  ユダのかわりにマティスが使徒となった。  弟子たちがあつまっていると、激しい風がおき、  弟子の頭の上に炎のような舌があらわれた。  これはキリストが約束した聖霊であり、  多くの人が目撃した。    ユダ  イスカリオテのユダ。  イエスを裏切った弟子。  裏切りの動機については諸説ある。 (金、イエスへの深すぎる愛情、イエスを十字架に架けるために「神が使わした」等。)  生まれてこないほうがユダのためによかった  「人の子を裏切る者は恐ろしい報いを受ける。   生まれてこない方がその者のためによかった」  (マタイ福音書)  ユダはイエスを引渡したあと、後悔のあまり自殺した。(マタイ)  同じテーブルにつくのがトラウマ  最後の晩餐。  ユダは最後の晩餐で、イエスに  「弟子の中に裏切る者がいる」と裏切りを予告されている。  ちなみに、ペトロがその裏切り者がだれなのかをイエスに尋ねると、  イエスは「わたしがパン切れを浸して与えるのがその人だ」と答え、  ユダにパンをちぎって渡した。  パンをうけとったユダにサタンが入り、  イエスは、そのユダに「しようとしていることを、今すぐしなさい」  と告げている。  ただしここでほかの弟子たちはユダが裏切り者だとは気付いていない。  (パンを渡したのに気付かなかった=席が近かった、ということかもしれない)  また、この裏切りはイエスの指図であり、  むしろユダがもっとも弟子の中で真理に近かった、という解釈も存在する。   私の右側に座りなさい  マタイ福音書では、最後の晩餐でイエスの右隣に座っている人物が、  もっともイエスが愛した弟子であるとされている。  ユダはその人物の右隣に座っている。  ちなみにダヴィンチの最後の晩餐では、  この人物が女性的に描かれていることから  マダグラのマリアではないかとも言われている。 (ダヴィンチコードでも話題になりました)  公式見解はヨハネとされている。

第36話  マハーパジャーパティー(ブッダ)  マハパジャパティ。  ブッダの母の妹。  ブッダの母はブッダを産んで一週間で死亡した。  そのため妹であるマハパジャパティが、ブッダを育てた。  のちに女性で最初の内弟子(比丘尼)になる。  良い羊飼い(イエス)  イエスは自分のことを  「わたしはよい羊飼いである。よい羊飼いは、羊のために命を捨てる」  「わたしはよい羊飼いであって、わたしの羊を知り、   わたしの羊はまた、わたしを知っている」  と言っている。(ヨハネによる福音書)  羊とはイスラエルの民のこと。  カンタカ  ブッダは出家に際し迷っていたが、  愛馬カンタカの蹄の音が出家を促しているようであり、  ブッダはついに決心し、カンタカにまたがり出家した。  輪廻からの解脱  人は何度も生まれ変わり、さまざまな生物として生きる、と考えられている。  仏教ではこの輪廻は苦として考えられ、  そこから解脱することが目的であるとされている。  「私に対してドライなのがいいんだよね」  聖☆おにいさんのネタとして  「動物にちやほやされることが常なため、   動物に冷たくされてみたい」  というものがあります。これもその一部。  糞掃衣  仏教の五事の戒律のうちの一つに、 3.ボロボロの糞掃衣(ふんぞうえ)を着て、俗人の着物を着れば罪となす。  というものがある。  煩悩+1。足された1のことで議論。  109  煩悩の数は108  断食をやぶって乳粥  ブッダは6年苦行を続けたが、苦行のみでは悟りをえられないと理解し、  苦行により生死の境にあった体を清めるために、なんとか川にたどりつき沐浴を行った。  スジャータはそのとき沐浴をしていたブッダに乳がゆを供養し命を救ったという娘。  その後ブッタは心身を回復させ、悟りをえた。  服をトレード  ブッダは王子だったため、カーシー産の絹の衣服をいつも身にまとっていた。  しかし出家したその日に、林でであった猟師と交換している。  ブッダに道を尋ねられた猟師は、ブッダの服を見て高貴な身分の人物だと思い、  丁寧に道を教えた。  次にブッダは、衣服の交換を申し出、  それが出家のためだとしった猟師は  鉢や布、座具など、修行に必要なものと服を揃えてブッダに渡した。  服を着替えたブッダは、猟師の服のほうが歩きやすく、  自由になったように思った。    おまえを人間をとる漁師にしよう  自らの罪を自覚し、ひれ伏したペトロに、  イエスがかけた言葉。  ペトロはもともと漁師だったため、こう言った。  以前も出てきた弟子スカウトの言葉です。  32個のキャラ付け  三十二相八十種好。  仏に備わっている特長のこと。
1. 足下安平立相
足の裏が平ら。地面と隙間がない。

2. 足下二輪相
足の裏に輪の形をした相(千輻輪)がある。

3. 長指相
手指(足の指も含む場合もある)が微か、長い。

4. 足跟広平相
かかとが広く平らか。

5. 手足指縵網相
水かきみたいな金色の膜が指のあいだにある。 

6. 手足柔軟相
手足が柔らか、紅赤色。 

7. 足趺高満相
足の甲が厚く盛り上がっている。 

8. 伊泥延?相
ふくらはぎが円く微妙な形をしている。

9. 正立手摩膝相
直立したとき両手の先が膝をなでるくらいに長い。 

10. 陰蔵相
男根が体内に密蔵される。

11. 身広長等相
両手を広げると、その長さが身長と等しい

12. 毛上向相
すべての毛の先端がすべて上になびき、右に巻き、紺青色で柔軟。

13. 一一孔一毛相
身体の毛穴には一毛がすべて生じ、
毛穴から微妙の香気を出す。
毛の色は青瑠璃色。 

14. 金色相
身体手足すべて黄金色に輝く

15. 丈光相
後光。

16. 細薄皮相
皮膚がつるつる(軟滑)でいっさいの塵垢不浄を留めない。 

17. 七処隆満相
両掌と両足の裏、両肩、うなじの七所の肉が円満で浄らか。 

18. 両腋下隆満相
両膝の下にも肉がつく。
 
19. 上身如獅子相
上半身に威厳がある。それは瑞厳なること獅子王のよう。

20. 大直身相
身体が広大端正。比類がない。 

21. 肩円満相
両肩の相が丸く豊か。 

22. 四十歯相
清潔な40本の歯がある。(普通は32本)

23. 歯斉相
歯はすべて大きさが等しい。硬く密で、並びが美しい。 

24. 牙白相
40本の歯以外に四牙がある。白く大きい。鋭利堅固。

25. 獅子頬相(ししきょうそう)
両頬が隆満。獅子王のようだ。

26. 味中得上味相
何を食べても食物のその最上の味を味わえる。 

27. 大舌相
舌が軟薄で広く長い。髪の生え際にまで届く。

28. 梵声相
声は清浄。聞くと得益無量ならしめ、遠くまで聞える。 

29. 真青眼相
眼は紺青。青い蓮華のよう。

30. 牛眼瀟睫相
睫が長く整っている。牛王のよう。

31. 頂髻相
頭の頂の肉がもりあがり髻の形。

32. 白毫相(びゃくごうそう)
眉間に右巻きの白毛がある。光明を放つ。一丈五尺伸びる。

 一番下のレイヤーはみんなうんこなのですから  元ネタ募集。  新星の出現=爆誕  イエスが誕生したとき、  東方の博士が星を見て、ユダヤに王が誕生したと知った。  いわゆるベツレヘムの星。  バツイチで故郷が滅びる  ブッダは一度ヤショーダラーと結婚している。(出家する前)  ラーフラはヤショーダラーとの子。  手足指縵網相  三十二相八十種好のひとつ。  水かきみたいな金色の膜が指のあいだにあること。  泳ぎが得意でキュウリが好き  カッパ  終末  ヨハネの黙示録では、著者が自らをヨハネと名乗り、終末についてみた幻を記している。  小羊が解く7つの封印のうち、  最後のものが解かれるとき七のラッパ吹き(天使)が現れるとされる。  第一のラッパ。地の3分の1を焼き払う。  第二のラッパ。海の3分の1を減らす。  第三のラッパ。川の3分の1を毒にする。  第四のラッパ。昼の時間を3分の1に。  第五のラッパ。奈落の王アバドンが現れ人を苦しめさせる。  第六のラッパ。4人の御遣いを解放して人間の3分の1を殺させる。  第七のラッパ。神の支配をつげ、キリスト教徒でない人間を殺すために雷、大地震、大粒のひょうを降らす。  ちなみに黙示録の解釈にはさまざまある。(預言書、文学etc) inserted by FC2 system